「多可町内の古民家見学ツアー Vol.2」のご報告
7月17日(月・祝)に、第二回目となる町内の古民家見学ツアーを開催させて頂きました。当日の天気予報は若干小雨の予報でしたが、最後まで雨に降られることもなく、また、曇りのおかげであまり暑くもない天候の中での実施となりました。かなり遠方からもご参加下さって、町内外のたくさんの皆さんにお集まり頂くことができました。今回のツアーの行程は以下のとおりです。
・中区門前の古民家 ・加美区岩座神の古民家と棚田&五霊神社 ・中区森本の古民家
最初の2つの物件は、いずれも空き家になってからかなり時間が経過している古民家ですので中はボロボロですが、きちんと修復さえすればまだ再生可能な建物です(2軒目はちょっと大変ですけど)。参加してくださった皆さんは、いずれも古民家や古い物が大好きな方ばかりでしたので、同行した大工さんに「柱の色は何で着色してあるのか」や「天井の高さはどうやって決めるのか」など、普段聞けないことをその場で現物を見ながらあれこれ質問ができるのでとても良い勉強になります。
お昼ご飯は岩座神の五霊神社近くの河原などで食べて、午後から森本の大きなお屋敷に移動しました。 ここはすでに家主が手放すことを決めておられる物件ですが、きれいに管理されていますので、ほぼそのまま何も手入れをしなくても住むことができる状態です。今後、きちんと利活用をしてくださる方に来て頂けるように、現在、紡としても一緒に告知のお手伝いができる取り組みを検討中です。
家の前で人がたくさん集まって屋根の形について大工さんから話を聞いていると、たまたま通りがかった多可町在住のアメリカ人の方が興味津々で一緒に見学に参加して下さり、とてもおもしろくて素敵なツアーだと言ってくださいました。多可町は自然が豊かで人も新設なので、すごく気に入って生活をしているとのことです。 見学終了後に、参加者の一人ひとりから古民家や移住などに関する思い、このツアーに参加した目的などをお聞かせ頂いて意見交換をしましたが、皆さんそれぞれに熱い思いや夢を持っておられることを知ることができました。
今回のツアーには、丹波市で移住に関する取り組みをしておられる方も参加して下さいましたが、今後、このツアーも多可町だけではなく、「それぞれのご家庭に合った地域を探そう!」というコンセプトで、近隣の市町と連携しながらツアー内容を企画できればと思っています。
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