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TSUMUGI 〜空き家等の活用と地域再生に取り組む

第10回「外壁はがし&焼杉張り+昔ながらのハヤシライス」のご報告

ずっと厳しい寒さが続いていましたが、ここ数日は過ごしやすい気温の日が続いています。この日も日中は太陽の日差しが暖かくて、家の中にいるよりも庭に出ている方が暖かく感じるぐらいでした。

今回のワークショップは、前回に引き続き紙の繊維を圧縮して作った新建材を壁からはがして、昔ながらの焼杉(っぽい)板に張り直す作業です。古民家改修の作業はいずれの作業もそうですが、板をはがしたり釘やステップルを抜いたりする作業がとても大変です。まず、この下準備というところに半分以上の時間が費やされます…。

ただ、この日はなかなかパワフルな男性がたくさん参加してくださったので、バールを使ってどんどん引き剥がしていき、午前中にはほぼ目的の場所の壁をはがして、その上から透湿防水シートというのを貼り付けるところまで作業を進めることができました。

この日のお昼ごはんは、昔ながらのハヤシライス。いったい何が「昔ながら」なのかイマイチ良く分かりませんが、とりあえず、昔、学校給食で食べたことがあるような見栄えとして上にグリーンピースを乗せてみると、何となくちょっと懐かしい味になったような気が…(*^^*)美味しかったです!

午後から女性陣は、オリンピックの羽生結弦くんのスケート鑑賞。何故か湯気が吹き出る羽釜の上にパソコンを乗せて見ていましたが、なかなか面白いシチュエーションでした。

昼からは壁面を手分けして焼杉張りの作業です。単純な形の場所は良いのですが、窓や屋根の部分など、複雑に板をカットしないといけない場所はなかなか大変です。途中、板が垂直に張れているかを確認するために、下げ振りという道具を使ったり、長い直線を引くために墨つぼを使ったりしながら作業を進めましたが、一番難しいのは釘打ち。

タテの柱が入っている近くはしっかり固定されていて打ちやすいのですが、下の材が浮いている箇所はブヨブヨしていて何とも打ちにくい。失敗すると釘が曲がる…という作業を繰り返して、何とか張替えを終えることができました。あと少し、難しい部分(変な形に板をカットしないといけない部分)は残っていますので、残りは次回引き続き作業をする予定です。

次回の八千代区・中野間ワークショップは、3月17日(土)「障子&ふすま張り(と、残りの焼杉張り)+雛まつりのちらし寿司」です。皆さまのご参加をお待ちしております!


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