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TSUMUGI 〜空き家等の活用と地域再生に取り組む

第11回「焼杉張り&障子貼り+ちらし寿司」のご報告

春の気配が漂うポカポカ陽気の中で開催された、第11回ワークショップ。今回は、前回に引き続き外壁の焼杉張りに加えて、障子の貼り替え作業です。

昔ながらの家にはたくさん障子や襖がありますので、自宅の障子を一人でコツコツ貼り替えるのはとても苦痛ですが、皆でワイワイ集まってやる作業はとても楽しいです。

まずは障子紙を剥がすところから始まりますが、こうして紙を貼り替えるだけで新しく生まれ変わる日本の建築は本当に素晴らしいな…といつも感動します。

剥がし終えたら、次はあえて難しい昔ながらの手法で糊付け。今はガイドの付いた糊付け専用のチューブがあるのですが、今回はビニール袋の先端を少しだけカットして、力加減で糊を押し出す方法でやってみました!しかし、これがなんとも難しい。垂直・水平に動かすだけでも難しいのに、力を入れすぎるとドバっと出てくるし、弱いと糊が出てこない…。

四苦八苦しながら糊付けが終わると、いよいよ障子紙貼りです。二人で両端を持って、片側のラインを合わせてから全体を貼り付けていきます。そして、糊が乾く前に余分なところをカッターでカット。そうして出来上がった障子は、ホントにとてもきれいです。元あった部屋に戻すと、部屋全体が光っているように明るくなりました。

この日のお昼ご飯は雛まつりにちなんでちらし寿司。錦糸卵作りの上手下手で盛り上がり、エビ、でんぶ、キヌサヤ、ノリを散らして完成!庭で満開になっている梅の花にとても良く似合う、見た目にも贅沢な料理です。季節に合わせて作られるこうした日本の料理は、これからもずっと守り通してほしいものです。

そして外壁張りチームの方は、前回やり残した難しい部分(隅っこの三角の部分や、複雑なカットが必要な箇所)ばかりですので、なかなか進みません。でも、これまでは何度も失敗していた釘打ちが、今となってはリズミカルにトントンと失敗なく打てるようになっていて、このワークショップの間だけでも随分工具の使い方が板についてきたようです。

次回のワークショップは、4月21日(土)10:00〜16:00

第12回「西側廊下の床板張り&焼杉張り+亜麻ごはん&豚汁、新ジャガのホイル焼き」です!ボランティアさんがオススメしてくれた亜麻ごはん。スタッフは誰も食べたことがありませんので、どんな味なのか今から楽しみです!皆さまのご参加をお待ちしております。


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