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TSUMUGI 〜空き家等の活用と地域再生に取り組む

第二回「床板張り①とかまどご飯&俵田のホタル観賞会」in 多可町八千代区中野間のご報告

八千代区中野間での第二回目のワークショップが無事に終了しました。

スタッフを含めて30名以上の参加となり、途中でお申込みをお断りしないといけないという嬉しい悲鳴の事態になってしまいましたが、たくさんの方がこの取り組みに関心を持ってくださっていることをうかがい知ることができました。

今回は「床板張り①」と題したワークショップでしたが、まずは床板を張る前の床下の補強作業を行いました。長年の湿気で傷んだ材木を交換したり補強の角材を追加して、大人数が乗っても大丈夫な床を作ります。

一旦すべての床を取り払って大引きと呼ばれる太い材木を入れ替えますが、場所によっては大引きを支える土台がない場所もあるので、それを釘で打ち付ける作業から始まりました。10cm以上はある特大の釘を打ち込むのですが、これを曲がらずに金槌で打つのが結構難しい。意外なことに、この釘打ち作業が大盛り上がりでした。

同時進行で、大工さんに指導を受けながら柱にほぞ穴をノミで掘ったり、ほぞ穴に入れるほぞをノコギリで切って作る作業を行いました。長い角材を間違って短く切ってしまうとやり直しがきかないので、緊張する作業です。ほぞの加工が終わった大引きを何人かで持ち上げ、ぴったりハマったときにはとても快感です。家を作っている!って感じがして、とても達成感があります。

大引きを完成させたらその上にもう少し細い根太を格子状に置いて、床板を張る前の下準備が完了です。今回の作業はここまでとなりましたので、次回から床板張りの作業になる予定です。

台所の方では、今回は七分づきの白米をおくどさんを使って羽釜で3升炊き、お味噌汁とじゃがいもの煮っころがし、大根の浅漬、そして紡スタッフからの差し入れであるタケノコの煮物の準備をしました。やはり、直火で炊いたご飯はとても美味しい。

ワークショップは16時までで終了ですが、今回は、近くの俵田という集落で行われているホタル観賞会にも参加するので、そこから暗くなりはじめる19時過ぎまでは自由時間。畳の上でゴロゴロ寝転がったりおしゃべりを楽しんだりしていると、あっと言う間に時間が過ぎました。

17時に晩ご飯いただきましたが、今や全国的にその名を知られているマイスター工房八千代の巻き寿司とお吸い物を用意。この巻き寿司は全国放送のテレビ番組に取り上げられることが多いので予約も難しい状態ですが、ホントに美味しいので八千代に来るなら是非食べて頂きたかった多可町の特産品です。予想以上の参加者が集まったので、急遽、スタッフが朝から整理券を求めて並んで追加分を購入してきてくれました!

夕方、ちょっと雲行きが怪しくなったときがありましたが、何とか持ちこたえてくれて無事にホタル観賞も終了。今年は寒い日が多いのでまだ乱舞とまではいきませんでしたが、20時半〜21時半頃がピークでたくさん飛んでいるのを見ることができました。

次回の開催は7月15日(土)です。お昼ごはんは夏野菜のスープカレーと、多可町でスパイスカレー店をオープン予定のマスターが試食会も行って下さる予定です。すでに参加申込みが多数ありますので、ご希望の方はお早めにお願いいたします。


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